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日本AMC社のキャリア成長を支え、「グッドキャリア企業アワード2024」イノベーション賞を受賞—成功の裏側にある人材育成の力


1.「グッドキャリア企業アワード2024」とは?

「グッドキャリア企業アワード2024」は、厚生労働省が主催し、従業員の自律的なキャリア形成に積極的に取り組む企業を表彰する制度です。 

このアワードは、他の企業の模範となる取り組みを広く発信することで、キャリア形成支援の重要性を業界全体に浸透させることを目的としています。 

今年度は、15社が選ばれ、その中で日本AMC社が イノベーション賞 を受賞しました。


2. 目標を定めた最初の一歩

日本AMC社でキャリアに悩んでいた女性社員3人との定期的なコンサルを通じて、彼女たちが会社でのキャリアを前向きに捉えられるよう支援を開始しました。その時に何か目標があったほうがわかりやすいのではと、このアワードに挑戦しようと提案しました。 最初は「そんなの無理だろう」という気持ちが私の中にもありましたが、チームの責任者である高橋常務が「やってみよう」と背中を押してくれました。 

そこから、昨年度の実績や他社事例を参考にしながら、自分たちの成長のための取り組みを進めていったのです。


3. 直面した課題と人材育成の必要性

会社としては、女性管理職の育成を期待していましたが、当事者の社員たちは「期待されるのは嬉しいけれど、責任を負うのは不安…」と感じていました。 

キャリアの「自立」と「自律」、この2つの意味を理解し、自分ごととして向き合うことが必要でした。 


そこで、まずは 3人の成長を見える化 しながら、働きやすさを考える 社内プロジェクト を立ち上げました。 

期間は2年間。この中で 自己実現 を感じてもらえるように工夫しました。 

最初は本音を会社で話すことに抵抗がありましたが、「失敗は人格の否定ではなく、成長の糧」と伝え続けることで、少しずつチームの雰囲気が変わっていきました。 


4. 具体的な取り組みと変化

月に1回のミーティングでは、自分たちの成長を振り返り、プロジェクトの進捗を確認しながら 相互支援 する時間を大切にしました。 

半年も経つと、意見交換が活発になり、時には大胆な提案も飛び交うようになりました。 

本音で話せる環境ができたことで、社員たちの キャリア意識が変化 していったのです。


また、彼女たちは「会社の社員全員がキャリアを考える場を持つべきだ」と考え、 社内提案 を行いました。 

これは 自律的な意見 であり、会社の文化にも良い影響を与えました。 

結果として、社員同士の信頼が深まり、失敗しても前向きに改善しようとする姿勢が見られるようになりました。


5. 受賞という成果とその影響

この取り組みが評価され、日本AMC社は 「グッドキャリア企業アワード2024」のイノベーション賞を受賞! 福井県では初の受賞しかも2社が受賞という事もあり、高橋常務は新聞に掲載され、さらにはテレビ出演も果たしました!


このインタビューでは、受賞に至るまでの経緯や、人材育成の秘訣について語られています。 

詳細はこちらからご覧ください👉 [福井テレビの特集記事](https://www.fukui-tv.co.jp/?post_type=timely_opinion&p=184405) 


福井県内では、「働きやすい企業」としての評価がより高まり、企業文化の変革がさらに進んでいます。


6. まとめと次のステップ

日本AMC社の人材育成は、初めから決まった形があったわけではなく、現場の声を丁寧に聞きながら 企業ごとの育成方法 を作り上げていきました。 

その結果、 社員のキャリア意識が変わり、企業文化にも良い影響を与えた と思っています。


「人が育つ組織は、同時に企業も成長する」。 

豊かな土壌があってこそ、良い作物が育つように、 社員が自律的に成長すれば、企業全体も豊かになる のです。 


また、女性が活躍する企業は、新入社員、さまざまなバックグランドを持つ社員、外国籍の社員など多様な人材が 同じスピードで成長できる環境 を持つことにもつながります。





一緒に新しい挑戦をしませんか?

今回の成功事例をもとに、福井県内の企業とともに 新たな挑戦 をしていきたいと考えています。 

ご興味のある企業様、人事担当者様、ぜひお気軽に メッセージ をお寄せいただくか、事務所に遊びに来てください!

 
 
 

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